バラク・オバーマ米大統領は9月28日、国連総会で演説、国交再開に7月漕ぎ付けたクーバに触れて、「経済封鎖(エンバーゴ)にはもはや居場所はない」として、米議会に対玖経済封鎖解除を求めた。
大統領は、「議会は不可避的に経済封鎖を解除することになろう」と述べた。
大統領は29日、国連の場で、ラウール・カストロ国家評議会議長と歓談する。
オバーマが国連総会で敢えて経済封鎖問題で発言したのは、毎年、この総会で経済封鎖解除決議が採択されてきたからだ。今年も10月に採決が予定されており、米国が初めて解除に賛成するかどうかが関心を集めている。
大統領は、「経済封鎖でクーバを孤立させようとして孤立したのは米国だった」と認めている。