ハバナ在住のイタリア人ジウスティーノ・ディチェルモ(94)が9月1日、死去した。イタリアで裕福な商人だったディチェルモは、クーバ経済がどん底状態にあった1992年初めて訪玖、苦境に驚き、クーバ支援活動を始めた。
1997年9月4日、ハバナのホテルで自分の息子が爆弾テロで殺されるとハバナに移住し、クーバ政府の国際連帯活動に積極的に関与した。97年9月には、クーバ共産党の特別党員になった。
若い時代に反ファシズム・ナチズム闘争に参加したディチェルモだが、 「クーバ革命の友人」の称号を受け、クーバ官民から敬愛されていた。