ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は9月3日、北京でウラディーミル・プーチン露大統領と会談し、低迷している国際原油価格の安定化について話し合った。
両国とも原油収入が歳入の多くを占める大産油国。だがベネスエラが加盟する石油輸出国機構(OPEC)も非加盟のロシアも、価格引き上げのための減産はしない方針。この日の首脳会談でも名案は見つからなかった。
マドゥーロ大統領は同日北京で、国連のバン・ギムン事務総長と会談、コロンビア人のベネスエラへの大量越境・不法移住を抑え込みたいベネスエラ政府の政策に協力してほしいと要請した。
両大統領も国連総長も3日の中国戦勝記念日行事に出席した。ラ米からは亜国副大統領、玖第1副議長も出席した。