ベネスエラのデルシー・ロドリゲス外相は9月8日、ジョン・ケリー米国務長官と両国関係正常化について同日電話で話し合った、と明らかにした。ケリー長官の要請による電話会談で、長官から電話がかかってきたという。
外相は、話し合いは口角泡を飛ばすもので、時には緊張した、と語った。両国関係はチャベス前政権期から大使不在となっている。この「外交関凍結」を溶くため、両国は話し合いを続けてきた。
一方、ニコラース・マドゥーロ大統領は8日、密輸と武装集団を取り締まるためとしてコロンビア国境の閉鎖区間を拡大、国境地帯は混乱状態にある。
マドゥーロと、コロンビアのJM・サントス大統領は国境問題解決のためウルグアイで会談することになっている。