ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領とガイアナのデイヴィド・グランジャー大統領は9月27日、NYの国連本部で会談し、相互に召還していた大使を帰任させることで合意した。会談は、パン・ギムン国連事務総長の仲介で実現した。
両国はガイアナ西部エセキーボ地方の領有権問題を歴史的に抱えているが、昨年来、ガイアナが米石油会社に同地方沖の海底油田開発権を与え開発が開始されたことから、険悪な関係になっていた。
ガイアナ大使はベネスエラ政府から忌避されており、新しい大使がカラカスに赴任することになる。
一方、ラウール・カストロ玖議長は29日、NYでバラク・オバーマ米大統領と会談することになった。