メキシコのクラウディア・ルイス=マシュー外相は、メキシコ人観光客がエジプト軍航空機から攻撃され死傷者が出た9月13日の事件究明のため16日、大統領専用機でカイロ入りした。
外相は、メキシコ警察要員、事件被害者の家族らを伴っている。エジプト政府高官らとの会談が予定されている。
一方、エジプトのサメハ・ショウクリー外相は15日、メキシコ紙を通じての公開書簡で、メキシコが国内で麻薬戦争を戦ってきたように、エジプトも国内の武装勢力と戦っているという趣旨の釈明的見解を述べ、メキシコ人観光客事件の背景理解を求めた。