2012年12月11日火曜日

エル・サルバドール内戦中の虐殺事件の政府責任認定


★▼★米州人権裁判所(本部サンホセ)は12月10日、エル・サルバドール内戦中に発生した「エル・モソテ虐殺」事件の政府責任を認定した。

▼1981年12月11~13日、同国北東部のホンジュラス国境に近いエル・モソテ村一帯で、政府軍特殊部隊が地元民1061人を無差別に殺害した。女性の一部は強姦されてから殺された。

▼同国内戦中、最悪の虐殺事件として記憶されている。

★マウリシオ・フネス大統領は今年1月、現地を訪れ、事件被害者遺族らに謝罪している。

▼事件に関与した軍人らの多くは、死ぬか無処罰かで、断罪されていない。