2012年12月23日日曜日

サパティスタ民族解放軍(EZLN)が行進

★☆★メキシコのマヤ民族主体の政治・社会変革運動組織、サパティスタ民族解放軍(EZLN)が12月21日、チアパス州内を平和行進した。マヤ暦の第13バクトゥン終焉の日に合わせて行進した。★☆★20日のアクテアル虐殺15周年と来年元日のEZLN蜂起19周年にも因む。さらに12月1日、12年ぶりに復活した制度的革命党(PRI)政権を牽制する狙いがある。★☆★行進したのはオコシンゴ、サンクリストーバル・デ・ラスカサス、パレンケ、アルタミラーノ、ラスマルガリータスの5か所。参加者は最低1万2000人、最大4万人と伝えられる。全員がパサモンターニャス(目出し帽)をかぶり、丸腰だった。★☆★マルコス副司令官は直接行進には参加しなかった。だが久々に沈黙を破り、「この足音は世界が崩壊する音だ。我々の再出現の音だ」との短い声明を発表した。