2012年12月25日火曜日

ベネズエラ副大統領が「チャベスと電話で話した」と発表

▼▼▼ベネズエラのエルネスト・ビジェガス通信情報相は12月24日、「ウーゴ・チャベス大統領は術後の絶対安静状態にあるが、わずかながら快方に向かっている」と述べた。▼▼▼チャベスから後継者に指名されているニコラース・マドゥーロ副大統領兼外相は同日夜、「大統領から直接電話があり、20分間話した。社会、経済、政治政策上の指示を受けた」と述べた。▼▼▼マドゥーロはまた、「大統領は気分がよさそうだった。歩行し、体操もしているとのことだった。全ベネズエラ人にフェリース・ナビダー(良いクリスマスを)の言葉を贈った」と語った。▼▼▼一方、ボリビアのエボ・モラレス大統領は22日から23日にかけて「チャベスを見舞うため」ハバナに滞在したが、同市でも帰国後の24日もチェベスに関し一切発言していない。チャべスに直接会ったか否かも不明。▼▼▼ボリビア政府広報役の通信相は、「チャベスは術後の回復過程にある、とモラレス大統領は語った」と述べている。▼▼▼ベネスエラ政府高官の発表と、ボリビア大統領の態度には隔たりがあり、チャべスの容体は同高官発表とは異なるのではないか、との見方が出ている。