2014年10月6日月曜日

ブラジル大統領選挙は現職ルセフと上議ネヴェスが26日の決選へ

 ブラジルで大統領選挙が10月5日実施され、政権党である労働者党(PT)の現職ヂウマ・ルセフが得票率41・6%(4330万票)で1位、野党の伯民社党(PSDB)の上院議員アエシオ・ネヴェスが33・6%(3490万票)で2位となり、両候補が26日実施の決選投票に臨むことになった。

 支持率調査で2位になると見られていた野党ブラジル社会党(PSB)の元環境相マリーナ・シルヴァは21・3%(2220万票)で3位に甘んじた。有権者は1億4280万人。投票率は80%強だった。

 決選では、シルヴァ票の多くがネヴェスに流れると見られており、ルセフは棄権票や浮動票の掘り起こしが不可欠。決選は接戦になると予想されている。