カリブ共同体(カリコム)は7月2日、バルバドスの首都ブリッジタウンで第36回年次首脳会議を開いた。4日まで、経済問題と、「持続可能な開発」について討議する。
現在、域内の政治問題は、ベネスエラと領土紛争が持ち上がっている加盟国ガイアナを支持するか否かだ。だが最重要の協賛国で、カリブ石油連帯機構(ペトロカリーベ)を通じてカリブ地域に強大な影響力を持つベネスエラに配慮し、会議はこの領土問題に直接的には触れない構えだ。
2日、べネスエラのホルヘ・アレアサ副大統領がブリッジタウン入りしており、ガイアナ首脳との話し合いも予想される。