ボリビアのエボ・モラレス大統領は8月3日ラパスで、2020~25年を任期とする次期大統領選挙への出馬を検討する、と明らかにした。出馬すれば4選を目指すことになり、憲法はこれを認めていない。
先住民および農民の団体などモラレス大統領の支援組織は2日コチャバンバで会合し、改憲のための国民投票実施を求める運動を開始したいと意思表示した。モラレスは、これを受けて、支持者から出た要請であり、出馬するか否かは12月に検討したいと述べた。
大統領はさらに3日、国交のないチレとの外交関係の正常化により海岸領土問題を解決するため、チレに対し外務省を通じて公式に外交関係復活交渉を提案する、と表明した。