米州ボリバリアーバ同盟(ALBA、11カ国加盟)の特別外相会議が8月10日カラカスで開かれ、「帝国主義による米州の南への介入への対処」、「地域経済強化」について話し合った。
外相会合後に出席したニコラース・マドゥーロVEN大統領は、米南方軍司令部がカラカスの米大使館に要員を配置し、ベネスエラ国内で経済不安定化、暴力醸成を策謀していると非難。近日中に米国との合同会合で、その証拠を提示すると述べた。
大統領は、この陰謀にはベネスエラの極右勢力が加担しているとし、作戦名を「ブイトゥレ(禿鷲)計画」と明らかにした。
経済協議では、ALBA銀行および、ペトロカリーベ・ALBA投資基金が合同で、加盟国のグレナダ、ドミニカ、セントルシーア、セントクリストファー・ネヴィス、アンティグア・バーブーダのカリブ英連邦5カ国に、風力発電、太陽パネル、学校、スポーツ施設などの建設に融資することが気まった。