クーバ統計庁は8月16日、クーバ人の外国旅行数について発表、移民法が改正された2013年には、前年比66・7%増の延べ28万7000回の出国があった、と指摘した。
さらに2014年は35万5000回で、前年比23・7%増しだった。
移民法改正によって、クーバ人の出入国規制が大幅に緩和された。これが、米玖国交正常化交渉開始を招く要因の一つとなった。
一方、米当局は、昨年10月以降、クーバ人1444人が米国に不法入国しようと試みた、と明らかにしている。クリントン政権期に決まった、米領土に足を踏み入れた者は移住可、海上で摘発された者は移住不可、という規定が依然生きているためだ。