ペルーのラ・レプーブリカ紙は8月30日、次期大統領候補支持率調査の結果を掲載した。8月中旬実施の世論調査に基づくもので、1位は、「人民勢力」(FP)代表、ケイコ・フジモリの32%だった。
2位は、元経済相ペドロ=パブロ・クチンスキ(PPK)の13%。3位は前大統領アラン・ガルシア6%、4位は元大統領アレハンドロ・トレード4%。他の数人の候補は3%以下だった。
ケイコは農村部で33%、都市部で32%の支持を集めている。PPKは同じく7%、15%だった。
また「絶対に投票したくない候補」は、ガルシア68%、PPK43%、ケイコ41%で、ケイコの人気が高いことを示した。
56%は、ケイコ、PPK、ガルシアの中から次期大統領が出る、と見ている。
ケイコは、殺人命令罪で禁錮刑に服しているアルベルト・フジモリ元大統領の長女。前回の大統領選挙決選で、オヤンタ・ウマーラ現大統領に敗れた。最有力候補にのし上がっているため、ケイコ叩きが激化しつつある。