クーバ国営通信プレンサ・ラティーナ(PL)は8月16日、日本の敗戦記念日での天皇の言葉に関する東京発の解説記事を発信、天皇は第二次世界大戦中の日本軍国主義による被害者の気持を鎮めるため悔恨の意を表した、と論評した。
天皇は「深い反省」という表現を用いたが、日本メディアによると、これは初めて使われた言葉だった、とPLは指摘した。
そのうえでPLは、このように天皇は中国、および1910~45年日本の植民地支配下にあった韓国の不満を和らげようと試みた、と分析している。
さらにPLは、ことしの戦没者追悼式典は、国会で安倍首相と自民党政権によって、日本が国外で軍事行動できるようにする立法のための審議が推進されている時期に重なった、と付け加えた。