ハバナで和平交渉を続けているコロンビア政府とコロンビア革命軍(FARC)は9月24日、部分的合意文書を公表した。両者が2012年11月交渉を開始してから最初の具体的成果の公表となった。
文書は65ページで、農地改革、復員者の政治参加、麻薬の3議題についての合意内容が綴られている。それぞれ13年5月、11月、今年5月に基本合意がなされていた。
現在ハバナでは、第4議題「内戦犠牲者への賠償」が話し合われている。
フアン・サントス大統領は25日国連総会で演説し、「コロンビアはかつてなかったほど平和に迫っている」と述べ、拍手を浴びた。