ベネズエラのニコラース・マドゥーロ大統領は就任2周年の4月14日、パナマ市で11日実現したバラク・オバーマ米大統領との約10分間の会談内容に関し、駐米大使に任命しているマキシミリアン・アルベライスを信任するようオバーマ大統領に要請した、と明らかにした。
また8日カラカスで会談した米国務省顧問トーマス・シャノンに対し、対米外交の選択肢は断交か関係修復か二者択一だと伝えた、とも明らかにした。
マドゥーロは第7回米州首脳会議が開かれたパナマ市からの帰途、12日にハバナに立ち寄り、フィデル・カストロ前議長と4時間会談し、首脳会議や対米関係について話し合った。
大統領は、ウーゴ・チャベス前大統領が2002年4月のクーデター事件で窮地に陥りながら政権に復帰した13周年記念日の13日、カラカス市内のティウーナ要塞で催された軍事式典で、フィデルと会談したことを明らかにした。