コロンビアのJMサントス大統領は10月29日、政府軍とFARCが12月16日に停戦合意書に署名する、というFARC提案を受け入れる、と発表した。
大統領は28日、来年元日の停戦発効に漕ぎ着けるため、クリスマス前の相互停戦を提唱した。これに対しFARCは同日、「12月16日」を提案してきたという。
調印場所は明らかにされていないが、和平交渉中のハバナになる可能性がある。大統領は28日、停戦発効後、国際監視団が展開し、停戦状況を検証する、との考えを明らかにしている。
双方は来年3月23日までの和平最終合意達成で合意書を交わしており、停戦が成れば、半世紀に及んだ内戦終結の現実味が増すことになる。