ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は10月6日、同国とガイアナが領有権問題を抱えているガイアナ西部のエセキーボ地方をめぐり米国がガイアナに肩入れする立場をとったとして、2国間問題への干渉だとして米政府に抗議したことを明らかにした。
ガイアナのデイヴィド・グランジャー大統領は2日、新しい米国大使ペリー・ハロウェイから信任状を受け取ったが、その際、同大使にガイアナの平和を守るため米国の影響力を行使してほしい、と要請した。
ハロウェイ大使はこれを受けて、治安に必要な機材などを提供する約束を再確認した、と伝えられる。ベネスエラは、これを「軍事支援の可能性がある」と受け止めている。