2015年10月27日火曜日

ベネズエラ大統領が「選挙後のクーデター計画」に警鐘鳴らす

 ベネスエラのニコラース・マドゥーロ大統領は10月26日、国家選挙理事会(CNE、中央選管)で、12月6日実施の国会議員選挙を公明正大に実施することや、CNE発表の選挙結果を受け入れることなどを定めた選挙協約に調印した。

 大統領は政権党ベネスエラ統一社会党(PSUV)党首でもある。野党連合MUDは協約に調印しなかった。

 これを受けて大統領は、野党勢力は選挙後(敗北が明らかになった段階で)、クーデターを打つ可能性があり、それを防止する対策に着手した、と明らかにした。

 一方、デルシー・ロドリゲス外相はカラカスで、トゥリニダードトバゴ(TT)のデニス・モーゼス外相と会談し、両国領海・経済水域の接する海域で天然ガス田を共同開発することについて話し合った。