2012年2月12日日曜日

フィデル・カストロが知識人と9時間会合

☆★☆キューバのフィデル・カストロ前議長(85)は2月10日、ハバナ市内の会議殿堂会議室で、22カ国の知識人数十人と9時間にわたって話し合った。

     知識人たちは、ハバナ書籍見本市(2月9~19日開催)を訪れていた。亜国人平和運動家(ノーベル平和賞受賞者)アドルフォ・ペレス=エスキベル、伯国人修道士作家フレイ・ベト、西国人ジャーナリストのイグナシオ・ラモネ、亜国人作家ミゲル・ボナッソら、「人類擁護ネットワーク」の知識人たちだ。

     フィデルは、出席者が提起したラ米と世界のありとあらゆる問題に耳を傾け、意見を述べた。開発、環境、シリア、イラン、ジャーナリズム、文化、キリスト教などの問題が提起された。

     フィデルは、「仮に地球の生命があと10年だと分かったとしても、最後まで闘いつづけなければならない。悲観主義に打ち負かされてはならない。それは我々の義務だ」と語った。