アルゼンチンのクリスティーナ・フェルナンデス=デ・キルチネル大統領(60)は10月8日、ブエノスアイレスの病院で右脳にできた腫瘍の除去手術を受けた。政府は、手術は成功裏に終わった、と発表した。
大統領は8月半ば頭部の異常を訴え、精密検査を受けていた。政府は5日、1ヶ月間の静養が必要と発表したが、6日、手術を受けることを明らかにしていた。
亜国では今月27日、国会議員選挙が実施されるが、大統領は応援ができなくなった。勢いが下降しているペロン主義与党、正義党キルチネル派に同情票がある程度集まるとの見方が出ている。