エクアドールのリカルド・パティーニョ外相は7月16日、同国政府は在ロンドン大使館に亡命しているウィキリークス創設者ジュリアン・アサンジ氏(豪州人)の身柄を引き続き守る、と表明した。
これは同日、スェーデン司法当局が、強姦罪容疑などに基づくアサンジに対する逮捕状を維持することを決めたのを受けた措置。
アサンジは2012年6月19日、ロンドンのエクアドール大使館に入り、同年8月16日、亡命を認められた。
エクアドール政府は、アサンジの身柄がスェーデンに引き渡されれば、米国に送還されるのは疑いないと見て、亡命を認めた。
パティーニョ外相は、スェーデン当局がロンドンの大使館内でアサンジに尋問するか、もしくはビデオ中継を通じて尋問するのなら、実現に協力する、と語っている。