★☆★おなじみのラ米文化専門誌、月刊「LATINA」2012年1月号に、2011年12月3日発足した「ラテンアメリカ・カリブ諸国共同体」(CELAC=セラック)の特集記事(伊高執筆)が載った。
「ボリーバルの<大なる祖国>に向け巨歩踏み出す」、「ラ米・カリブ諸国共同体=CELAC=が発足」という2本見出しの解説記事。米国がラ米支配の野心を明確にした1823年の「モンロー宣言」、シモン・ボリーバルの当時のラ米統合努力から説き起こし、20世紀後半の米国とラ米との闘いがCELAC誕生につながった経緯を詳述する。
伊高は同誌に「ラ米乱反射」という記事を連載しているが、CELAC記事は、その連載71回目に当たる。CELACは、ラ米・カリブ33カ国が米国(およびカナダ)を除外して組織した、米州史上最も重要な広域機構。ぜひ参照されたい。
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