★☆★ニカラグアで5月2日、トマース・ボルヘ司令官(4月30日死去)の国葬が挙行された。政府は急遽メイデー行事を中止し、死去の日から3日間を国喪とした。その間、遺体は首都マナグアの国立文化殿堂に安置され、多数の一般人民が弔問した。棺は2日、市内の「ヨハネパウロ2世・信仰広場」に移され、告別式が行なわれた。
☆同志だったダニエル・オルテガ大統領は、弔辞で「トマースは、サンディニスタ革命を決行した長兄の一人だった」と述べ、革命司令官、内相、ペルー駐在大使などとしての貢献を讃えた。
★ペルー人歌手であるボルヘ夫人は、革命歌2曲を亡夫に捧げた。
☆キューバ、ベネズエラ、エクアドールの元首が、オルテガに弔電を打った。告別式には、キューバ革命司令官ラミーロ・バルデス(国家評議会副議長)、ベネズエラ外相ニコラース・マドゥーロ、エル・サルバドール国会議長シグフリード・レジェス、グアテマラマヤ民族のノーベル平和賞受賞者リゴベルタ・メンチューらが参列した。
★遺体は3日、マナグア湖の畔にある革命広場のカルロス・フォンセカの墓の隣に埋葬される。