メキシコ在住半世紀のヴァイオリニスト、黒沼ユリ子が来年1月17日(金)夜、東京都千代田区の紀尾井ホールで演奏会を開く。
曲目はドヴォルジャーク「ユーモレスク」、ヘンデル「ソナタ第4番」、フランク「ソナタ イ長調」、マルティヌー「セレナーデ第2番」、ポンセ「二重奏ソナタ」、清瀬保二「レント」、スメタナ「故郷より」。
マルティヌーとポンセの演奏には、東日本大震災時の津波による流木から中澤宗幸が作った「津波ヴァイオリン」と「津波ヴィオラ」が使われる。
ピアノはメキシコ人ラファエル・ゲラ。ヴィオラの岩本憲子、ヴァイオリンの波多野せい、も出演する。問い合わせは、アーツ・アイランド03-6914-0353。
【私は1967年にメキシコ市を取材拠点とした時からユリ子さんの演奏を聴き、東京に戻ってからも何度か取材してきた。数歳年長のお姉さんだ。ユリ子さんの姉俊子さんにも、東京でのアントニオ・ガデス取材などでお世話になった。】