2013年10月27日日曜日

ジャマイカでCELACとALBAのエネルギー相会議開催


 ラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)の第2回エネルギー担当相会議が10月24~26日、ジャマイカの保養地モンテゴベイで開かれ、域内エネルギー協力強化で合意した。同時に、ALBAエネルギー担当相会議も開かれた。

 記者会見で、ペトロカリーベ(カリブ連帯石油機構)の盟主ベネスエラのラファエル・ラミーレス石油相は、「ベネスエラはペトロカリーベ加盟国に、これまでに総量2億3200万バレルの原油を供給した。これは同加盟諸国の内需の48%に相当する」と述べた。ベネスエラと加盟諸国は計14の合弁石油企業を設立した、とも語った。

 また「米国は日量2000万バレルの原油を消費するが、カリブ諸国の消費は日量計1万バレルに満たない」と指摘した。

 「ALBA、ペトロカリーベ、CELAC、ウナスールは加盟国が平等で、全球化世界にあって我々の利益を守っている」と述べ、特に「ALBAは地域統合の前衛だ」と強調した。

 ALBA会議にはスリナムとセントルシアが招待出席した。またハイチ、イラン、シリアがオブザーバー出席した。