▼▽▼アルゼンチン法務人権省人権次官エドゥアルド・ドゥアルデは2月10日、バルタサル・ガルソン氏への公開書簡で、スペイン最高裁をはじめ同国司法体制を次のように糾弾した。
「人類の偉大な価値のために闘ってきた倫理の人にして誠実な判事ガルソンと、少数派利権の操り人形に成り下がった小人たちの間の、この隔たり!」
「糾弾されるべきはガルソンではなく、醜聞的判断をしたスペイン司法体制だ」
「最高裁は、フランコ体制の暗い過去の記憶の守り神であることを露呈した」
一方、「五月広場の母たちの会」のエベ・デ・ボナフィニ会長は同日、ガルソンの身分回復を求めて欧州人権裁判所に訴える、と表明した。
ガルソンは、亜国軍政による人道犯罪を裁くのに貢献したことから、亜国内で高い評価を受けてきた。