2013年4月18日木曜日

南米諸国連合がベネズエラ情勢巡り緊急首脳会議開催


 南米諸国連合(ウナスール)は4月18日、リマで特別首脳会議を開き、大統領選挙直後のベネズエラ情勢について協議する。輪番制議長のペルー大統領オヤンタ・ウマーラが緊急招集した。

 ウナスールは12カ国で構成されるが、パラグアイは昨年6月の国会クーデターで合憲大統領を追放したため、資格停止処分中。

 今会議には、ペルーのほかにウルグアイ(メルコスール輪番制議長国)、アルゼンチン、ブラジル、コロンビアなどが既に出席を表明している。

 リマに集結した首脳たちは、19日カラカスでのニコラース・マドゥーロVEN新大統領就任式に結束して臨む方針。

 狙いは、マドゥーロの対立候補だった財界・右翼陣営のエンリケ・カプリレスが敗北を認めないことと、これを受けてカプリレス派が全国で暴動、放火、殺傷事件などを続けているのを憂慮し、新政権を断固支持する南米の立場を強調するため。

 米政府、米州諸国機構(OEA)などはカプリレスが求める「全票数え直し」の要求を支持しているが、これをベネズエラ政府は内政干渉と反駁している。またエクアドール外務省は、「オフサイド」と批判している。

 ベネズエラ当局の集計では、カプリレス派の犯行で、既に死者7人、負傷者五十数人が出ている。最高裁は、75件で容疑者を逮捕しており訴訟手続き中、と発表している。