チリの首都サンティアゴで9月8日、「国民人権会議」主催で市民6万人が、軍事クーデター40周年(11日)に因み行進した。参加者は市の外れの一般墓地で、アジェンデ廟および、軍政下で殺され氏名が判明した約3230人の名前を刻んだ石碑の前で、追悼行事をした。
首都の旧国会議事堂ではこの日、国際セミナリオが開かれ、故サルバドール・アジェンデ大統領の娘イサベル・アジェンデ上院議員、ミチェル・バチェレー前大統領(次期大統領候補)らが講演した。
チリは8日夏時間となった。首都を始め各地で、さまざまな9・11記念行事が展開されている。
一方ベネズエラ政府は、11~13日カラカスで「反ファシズム国際会合」を開くと発表した。ラ米・カリブと欧州から識者を招くという。