ペルーのオヤンタ・ウマーラ大統領は11月10日、APEC首脳会議開催中の中国で安倍首相と会談した。大統領は冒頭、7月の首相のラ米歴訪でペルーが訪問先から外されたのを「残念だった」と伝えた。
首相は、謝罪するとともに、ペルーは日本にとって重要な国だと伝えた。先の歴訪で首相は、メヒコ、TT、コロンビア、チレ、ブラジルを訪問した。
メヒコ、コロンビア、チレはペルーとともに太平洋同盟(AP)を組んでいる。その中からペルーだけが外されたため、当時ペルー政府内に不信感が募っていた。これが、今回の首脳会談で解消されたことになる。
双方は協力、投資を活発化させることで一致した、とペルー政府は明らかにしている。