ボリビアのエボ・モラレス大統領は11月19日記者会見し、豊穣の神エケコの石像が還ってくる、と発表した。
この像は、ティアナク文明期の紀元前200年から紀元後200年の間に制作されたとされ、ティティカカ湖畔の神殿に祀られていた。
ボリビア政府の調査によると、1858年スイス人によって盗まれ、1929年にベルン歴史博物館に売却された。
ボリビア政府は3年前から外交交渉を通じて石像返還を求め、このほどスイス側が応じた。
エケコの祭は毎年1月24日にある。エボは、来年のこの日、石像を迎えて盛大な祭典を催すと述べた。