ボリビアのエボ・モラレス大統領は12月30日、国軍序列2位の国軍参謀長にヒナ・レケ-テラーン=グムシオ陸軍中将(53)を任命した。ヒナは、1967年にチェ・ゲバラ率いるゲリラ部隊の掃討作戦に参加したルイス・レケ=テラーン陸軍少佐(後に将軍)の娘である。
ヒナは1982年に陸軍士官学校を卒業、2013年、ボリビア初の女性の将軍(少将)になり、その後、国軍監査総監を務めた。夫は部下の一人。国軍最高位の国軍司令官には、フアン・ドゥラーン=フローレス将軍が就任した。
大統領は、「我々の姉妹ヒナは、全ボリビア女性の代表としてここにいる」と讃えた。