2013年11月19日火曜日

アルゼンチン大統領が執務復帰し、重要人事


 亜国のクリスティーナ・フェルナデス=デ・キルチネル大統領(60)は11月18日、執務に復帰した。脳腫瘍のため10月5日から休養し手術を受けたが、今月9日全快し、公邸で静養していた。

 執務再開に際し、経済相、農相、中央銀行総裁、官房長官を交代させた。年率25%のインフレ、外貨準備減少、国家介入を怖れる外国人投資家の敬遠による資金不足など、経済問題が山積している。

 大統領は、休養中の10月に実施された国会議員選挙で政権党が後退したのを受け、重要人事によって、経済問題に真剣に取り組む構えを示した。