NGOピースボ-ト(PB)結成30周年記念行事が11月9日、横浜市で催された。
1983年秋、早大生たちが創った「平和の船」は81回の航海を続けてきたが、うち55回は世界一周航海だった。11月には新たに世界周遊に出航する。これまで180を超えるに世界の港に寄港。延べ5万人が乗船した。
記念行事の第1部は「トークイベント」で、関内ホールにジャーナリスト、市民活動家ら800人を集めて開かれ、内外の活動家や知識人が講演し討論した。
原子力問題の専門家である川崎哲PB共同代表は、「日本は平和憲法を持つ。その日本のNGOとして内外に平和や軍縮を呼び掛けてきた」と語った。
福島県双葉町の井戸川克隆元町長は、「世界に原発を全廃する意思を訴えてきた」と強調した。
第2部はパシフィック横浜アネックスホールで、「地球をまわる。未来をつくる」を標語に開かれた。前田哲男氏、鎌田慧氏ら「水先案内人」(船内講師)が挨拶した。
【伊高も第2部で挨拶することになっていたが、急用で参加できなかった。】