2015年5月19日火曜日

キューバ副外相がグアンタナモ基地問題も話し合うと表明

 クーバのマルセリーノ・メディーナ副外相は5月18日、訪問先のリスボアで、21日にワシントンで開かれる第4回玖米国交正常化交渉では、大使館開設問題の他、米軍が110年以上、軍事基地として占拠してきたクーバ島東部のグアンタナモの返還問題も話し合われる、と述べた。

 玖米両国は、国交正常化の第一段階で大使館開設を実現、第二段階で経済封鎖解除で合意している。だが米側は従来、グアンタナモ基地問題は議題に含まないとの立場を示してきた。それだけに副外相の発言に関心がもたれている。

 セルビアのトミスラフ・ニコリッチ大統領が18日、ユーゴスラヴィア解体後初めて訪玖した。大統領はハバナ空港で、クーバが独立を堅持してきたことを称賛する、と述べた。

 この日、アンゴラのマヌエル・ヴィセンテ副大統領はハバナで、ミゲル・ディアスカネル玖第一副議長と会談した。