2016年2月26日金曜日

ペルー大統領選まで45日、ケイコ・フジモリが支持率1位

 ペルー大統領選挙まで45日となった2月25日、リマのエキシトーサ紙は支持率調査結果を報じた。1位は従来と変わらず、「人民勢力」(FP)を率いるケイコ・フジモリで33・7%。アルベルト・フジモリ元大統領の長女で、元国会議員。

 2位は、「皆、ペルーのため」(TPP)候補で経済学者のフリオ・フスマン18・3%。3位は、実業家で元州知事のセサル・アクーニャ(「ペルー進歩のための同盟」)の7・3%。

 4位は、「改革目指すペルー人」(PPK)候補ペドロ=パブロ・クチンスキ(PPK)元経済相で、6・8%。5位は、3期目を狙う前大統領アラン・ガルシア(「人民同盟」AP)の6・4%。

 6位は、「拡大戦線」(FA)のベロニカ・メンドサで4・1%。7位は、人民行動党(AP)のアルフレド・バルネチェアの3・8%。2期目を目指す元大統領アレハンドロ・トレード(「ペルーは可能」PP)は2・8%で、8位に留まった。

 4月10日の選挙(第1回投票)で過半数得票者は出そうもなく、上位2候補が6月5日の決選に進出する公算が大きい。その場合、ケイコの進出は堅いと見られており、誰が対抗馬になるかに関心が集まっている。

 第1回投票の結果が判明し次第、決選に向けて、落選した3位以下の候補たちの得た票の奪い合いが始まる。

 現在、各陣営間で足の引っ張り合いや激しい攻撃合戦が展開されている。