2013年8月12日月曜日

フアン・ペロン将軍亡命時代の映画が好評博す


 マドリーを中心とする亡命時代(1955~73)の故フアン・ペロン亜国大統領の生き方を描いた映画「プエルタ・デ・イエロ-エル・エクシリオ・デ・ペロン」が亜国各地での試写会で好評を博している。

 亜国人俳優兼監督ビクトル・ラプラセ(70)が主演し、ディエギージョ・フェルナンデスと共同監督を務めている。

 去年11月のマルデルプラタ映画祭で、イベロアメリカ最優秀作品賞となった。

 ラプラセは「エバ・ペロン」(1996)、「パデレ・コラヘ」(2004)でもペロン役を演じた。

 軍政時代にラプラセは脅迫されメキシコに亡命していた-。ある試写会場で彼は、「最悪の時期で、毎日酔っぱらっていた。だがペロンは亡命地で抵抗し続けた」と述べ、ペロンを評価した。ペロンは73年に18年ぶりに政権に就いたが、74年病死した。

 「プエルタ・デ・イエロ」は、ペロンがマドリー亡命期に住んでいた邸宅の名前だ。