ワシントンのキューバ利益代表部は11月26日、米銀行が取引を打ち切ったため、領事業務を同日停止した、と発表した。
M&T銀行は7月12日付で取引打ち切りを通告していた。その後、代替銀行が見つからなかったため、一部業務の中断に追い込まれた。
同銀行は、ニューヨークのキューバ国連代表部との取引も打ち切った。
米政府はキューバに対する経済封鎖政策の一環として、金融封鎖策を強化している。担当官庁である財務省が、今回の措置を命じたと見られている。
キューバ政府は、1977年の玖米利益代表部相互設置の際、外交公館が受けるべき権利が規定されたとして、米政府に抗議している。