2013年11月25日月曜日

「戦争回避は戦勝に等しい」-キューバ議長語る


 キューバの国防演習「稜堡(バスティオーン)2013」が11月19~24日実施された。ラウール・カストロ国家評議会議長が議長を兼務する国防会議の下で、革命軍省と内務省が机上演習を中心に軍事演習を19~22日行なった。

 23~24日は、「全人民戦争戦略」に基づき、民兵部隊(MTT)が参加した。

 今回は、ベネズエラ軍の作戦戦略司令官ブラディーミル・パドゥリーノ主席将軍、陸軍司令官アレクシス・ロペス少将ら高官が招待参加した。

 ラウール議長は演習終了に際し、「戦争回避は戦勝に等しい。人民が血の川になるのを避けるため、汗と努力の川が必要だ」と述べた。

 議長は、演習参加者の人数、兵器類などは明らかにしていない。

 パナマで7月、キューバ軍の旧ソ連製旧式兵器類を積んだ北朝鮮貨物船が抑留され、現在もそのままになっている。キューバ政府は、旧式兵器の修理や現代化のために船積みした、と説明している。