2013年11月21日木曜日

メキシコ芸術庁がルイス・ニシザワ画伯に授章


 メキシコ芸術庁(INBA=インバ)は11月20日、2013年度「芸術メダル」を、日系画家ルイス・ニシザワ(95)に贈った。過去に、コロンビア人でメキシコに帰化した作家ガブリエル・ガルシア=マルケスらも受章している。

 画伯の父は、長野県出身の移住者、母はメキシコ人。首都周辺のメキシコ州の都トルーカに住み、制作を続けている。

 壁画を含む多くの作品は内外の美術館から買い上げ展示されている。日本では長野や横浜の美術館や、私鉄の駅などに展示されている。

【私は1960年代末に、メキシコ市テピート地区にアトリエを構えていた40代末のニシザワ画家に会った。当時既に「マエストロ」として敬意を払われる存在だった。】