2013年12月3日火曜日

チリ司法がピノチェー遺族に税金支払いを命令


 かつてのチリ軍政独裁者アウグスト・ピノチェーによる公金横領事件「米リッグス銀行事件」の担当判事マヌエル・バルデラーマは12月2日、ピノチェーの遺族が首都圏などに所有する不動産23件の土地税合計260万ドルを会計検査院に支払わせるよう、命じた。

 同判事は8月、ピノチェー資産出所調査を終えたが、横領に関与した部下の軍高官6人を告訴することにして、幕引きを図った。その後、国側が異議を申し立て、この日の税金支払い命令となった。

 遺産は2132万ドルで、うち1786」万ドルは出所不明。つまり公金横領と見なされている。

 「泣く子も黙る」強面の独裁者だったが、権力で腐敗を恣(ほしいまま)にしていた実態が暴かれた。