ベネスエラの政権党、ベネスエラ統一社会党(PSUV=ペエセウベ)は7月26日、カラカス市内のテレサ・カレーニョ劇場で第3回党大会を開いた。全国から選ばれた代議員537人と、友党など30カ国代表団など合わせて900人が出席した。
31日まで6日間の日程で党組織、人事、綱領などを討議する。初日にまずニコラース・マドゥーロ大統領が党首に指名された。故ウーゴ・チャベス前大統領は、「創党者にして永遠の指導者」の称号を与えられた。
外国からは、クーバ、中国、ヴィエトナム、チレの共産党、ニカラグアのFSLN、エル・サルバドールのFMLN、グアテマラのURNG、ウルグアイの拡大戦線など友党の代表や、フォロ・デサンパウロ(サンパウロ・フォーラム)代表らが出席した。
08年3月14 日結党のPSUVの党員は公称760万人だが、党勢の伸び悩み、動員力衰退が大きな問題になっている。党大会は、今年2月以降の反政府街頭暴動事件、来年の国会議員選挙、再来年の大統領罷免の是非問う国民投票などを見据えながら、新しい活動方針を決める。