2011年12月9日金曜日

カリコム・キューバ首脳会議

▽▼▽カリコム(カリブ共同体・共同市場、1973年発足)とキューバの第4回首脳会議が、トゥリニダード・トバゴ(TT)の首都ポートオブスペインで12月8日開かれた。

    会議は1日だけで、各種の域内協力強化、CELAC創設称賛、米国の対玖経済封鎖廃棄要求などを謳った「ポートオブスペイン宣言」を採択して終了した。

    会議ではTTをはじめとするカリブ諸国が、同諸国の発言権をもっと認めるようCELACに訴えた。キューバは2013年の第3回CELAC首脳会議の開催国であり、カリブ諸国はラウールが何らかの手を打つことを期待している。

    この首脳会議は満9年前の2002年12月8日、キューバと、バルバドス、ガイアナ、ジャマイカ、TTとの国交樹立30周年を記念して創設された。ハバナでの同年の第1回会議に続き、06年バルバドスで第2回、08年サンティアゴデクーバで第3回会議がそれぞれ開かれた。

    米政府は、会議を妨害した。財務省在外資産統制事務所(OFAC)は、首脳陣の宿舎で会議の会場に予定されていたホテル「トゥリニダードヒルトン」から、ラウール・カストロ議長以下のキューバ代表団を締め出し、会場としての使用もキューバが出席するため拒否した。

    この決定は何と、ラウールらが7日ホテルに到着した際、伝えられたいう。明らかないやがらせだ。他の首脳たちや代表団は、同ホテル宿泊が認められた。ラウールらはカポックという別のホテルに投宿した。TT政府は首脳会議会場を急遽、国立舞台芸術学校に移した。

    会議は、米政府がヒルトンホテル使用を禁止する基になった経済封鎖第3国条項を「TT主権侵害」として糾弾する特別声明を発表した。