2015年9月22日火曜日

ベネズエラとコロンビアが国境問題で7項目の合意

  ベネスエラとコロンビアは9月21日、キトでの4カ国大統領会議で、国境問題解決のため7項目の合意に達した。

 ①召還された大使の即時帰任②国境での状況調査開始③カラカスで関係閣僚会合を23日開催④段階的正常化達成⑤互いの経済・政治・社会の在り方を尊重⑥相互に敬意を払い共生する雰囲気をつくるため友好と団結の精神醸成⑦エクアドール、ウルグアイ両国との協働継続。

 国境再開時期、長年ベネスエラに住みながらコロンビアに帰国せざるを得なくなったコロンビア人約2万人の扱い、賠償、国境地帯での物資・麻薬の密輸、暗躍するコロンビア準軍部隊の取締りなどの中心的問題は当面、閣僚会議などに委ねられるもよう。

 大統領会議終了後、ニコラース・マドゥーロVEN大統領は、仲介したラ米・カリブ諸国共同体(CELAC)と南米諸国連合(ウナスール)の機構名を挙げて謝意を表した。

 だがJM・サントスCOL大統領は、米国も加盟する米州諸国機構(OEA)の仲介を求めていた経緯から、両機構名を挙げずに、コレア、バスケス両大統領に感謝の意を伝えた。

[コロンビアのマリーア・オルギン外相は22日ボゴタで、「サントス、マドゥーロ両大統領はキトで非公式会談に臨んだ。極めて率直かつ困難な話し合いだったが、必要な会談だった」と明かした。]