2015年9月25日金曜日

コロンビア和平合意を全く速報しない某紙に抗議する

 コロンビア政府とFARCが9月23日夕から夜にかけてハバナで、半年以内に内戦を終結させるという歴史的合意に達した。今世紀ラ米の、米玖国交再開と並ぶ大ニュースだ。

 ところが、「全国紙」を自認する某紙は、24日夕刊でも25日朝刊でも、この歴史的大ニュースを全く報じていない。白昼夢のようだ。

 この新聞はローマ法王の訪玖取材のため、在米通信員をクーバに特派していた。法王は22日、訪玖を終え米国に去ったが、その翌日の和平合意だった。なぜ、これをハバナで取材できなかったのか。

 同紙本社には、共同・時事通信社電や外電が殺到していたはずだ。特落ち(特ダネ落とし)したのであれば、通信社電を掲載して速報し、同時に自社取材を開始して追い付けばよい。この努力をなぜ怠ったのか。メンツからか。だとしたら、読者を馬鹿にしている。

 購読料を支払っている読者は怒る。いったい、ニュース判断はどうなっているのだ。自社電がなかったため、あたかも大ニュースがなかったかのような紙面構成になったのだとすれば、あきれてものが言えない。

 そして編集者は傲慢極まりない。購読者として、この新聞に抗議する。ジャーナリスムの体をなしていないと。 猛反省を促す。

【この新聞は25日夕刊でようやく報じたが、ハバナ合意から一日半遅れだった。その記事は、コロンビア陸軍を補完して殺戮や土地奪取を恣にしてきた、内戦の最悪の癌である極右準軍部隊に触れていない。】