2013年9月25日水曜日

エル・サルバドール大統領選は来年2月2日


 エル・サルバドール選管は9月23日、次期大統領選挙を来年2月2日実施すると発表した。選挙には10政党が参加する。有権者は、初めて国外在住者にも選挙権が認められたため、490万人に膨らんだ。任期は2014~19年の5年間。

 主な立候補者は3人。フネス現政権の与党「ファラブンド・マルティ民族解放戦線」(FMLN、中道・左翼)はサルバドール・サンチェス副大統領(69)。ALBA加盟や「ビビール・ビエン(良く生きる)」社会建設を公約している。

 野党(前政権党)の「国民共和同盟」(ARENA、右翼・保守)は、ノルマン・キハーノ前サンサルバドール市長(66)。三番手は、ARENAから分派したUNIDAD(連合)のアントニオ・サカ前大統領(58)。

 サンチェスと、他の二人のいずれかが上位1、2位となり決選に進出し、3位票を期待できる右翼・保守候補が有利との見方がなされている。