2014年3月11日火曜日

エル・サルバドール決選投票最終結果は3~4日後判明へ

 エル・サルバドール選管のエウヘニオ・チカス代表は3月10日、サンサルバドールで記者会見し、決選投票の最終公式結果発表まで3~4日かかる見通し、と明らかにした。

 14投票所の投開票に不正・異常があり、このため、その開票結果は全体の開票結果に加えられていない。検察庁が、不正・異常部分も含む開票結果全体を点検してから最終結果が確定する、という。

 だがチカスは、同部分を除く開票結果に基づく政権党FSML候補の優位は動かない、と述べた。同党のサルバドール・サンチェスは149万4144票(50・11%)を獲得している。

 これに対し、野党ARENAのノルマン・キハーノは148万7510票(49・89%)。得票差は6634票(0・22ポイント)の超僅差だ。キハーノ陣営は、不正・異常部分の綿密な開票やり直しを要求している。