2014年12月13日土曜日

社会主義キューバで100%外資の企業9社が営業

 ラウール・カストロ政権が市場原理を採り入れているクーバでは、100%外資の法人が9社営業している。貿易・外資省(MINCEX)高官が12月12日グランマ紙上で明らかにした。

 企業名は明らかにしていないが、進出分野はエネルギー(油田開発、発電)、鉱業、工業基盤など、という。

 このほか199社が外資とクーバの合弁企業として存続している。100%外資企業は、今年6月28日発効した新外資法で可能になった。

 外資100%企業と合弁会社を合わせた208社の42%は観光で、ホテル建設・運営、ゴルフ場建設などが中心。エネルギーと鉱業は合わせて13%を占める。

 出資国は西加伊ベネスエラ仏英など。建設、農業、食品加工などへの投資も目立つ。

 高官は、クーバ経済が年率5~7%の成長を達成するには、年間20~25億ドルの外資導入が必要、としている。

 政府は、ハバナ西方45kmのマリエル港地区に建設中のマリエル経済特区が完成すれば外資が増える、と期待している。この特区はシンガポール法人が運営することになっている。